ぼっけえ、きょうてえ<岩井志麻子>
我孫子武丸さん「少年たちの四季」を読み終えた。
ジュヴナイル小説のようですが、収録されているのは大人が読んでも面白い作品ばかり。
「これは絶対、誰が何と云おうと推理小説!!」という感じではなかったけれど、
解説で乙一さんが仰るように、「ミステリという鋏で思春期を切り取った」
素晴らしい作品ばかりだなと思った。
そしてその文庫の値段がブックオフでたった350円!
これはお買い得だ。

で、今日のタイトルの「ぼっけえ、きょうてえ」
一昨日、病院の帰りにブックオフで購入したんだけど、これはなんと105円。
ハードカバーで普通に買えば1400円もするのを考えると、こちらもとってもお買い得!!
気になっていた本だったので、おいらは喜んで飛びついてしまった。

<きょうてえ>という言葉からすぐに<競艇>を連想してしまったのは、
おいらが悪いわけではない。おいらが現在住んでいる場所が悪いのだ。
浜○湖では「ぼっけえ競艇」が盛んである。
馬鹿な本好きを笑って許して頂きたい(笑)

ところで、この作品は<第六回・日本ホラー小説大賞受賞作品>なのだそうだが、
本編より先に選評を読んだおいらは思い出したことがあった。
「遊郭での遊女と客の寝物語」という件に見覚えがある。
ずっと前に、どこかで選評を読んでいたらしい。
(この作品は面白そうやね。本になったら読んでみたい)
選評を読んだ時そう感じたおいらは、
タイトルもすっかり忘れてしまった頃にその作品を手にしたわけである。

そしてその本はまだ半分くらいしか読んでいないのだけれど、
表題作の「ぼっけえ、きょうてえ」は選評通り、「すごい」と「おもしろい」の連続であっという間に読み終わってしまった。
最初は方言など、遊女の語り口をそのままに書いてあるので
少々読み難いなぁと思っていたのだけれど、
とにかく作者はすごい力量で物語の中に読者を引っ張り込んでいく。
選評には目新しい材料ではない、というように書いてあったけど、
要するに切り口の問題か?

明日も(いや、今日も)楽しみに続きを読みたいと思う。
【2006/02/23 00:27 】 | 読書 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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我孫子武丸について
我孫子武丸我孫子武丸(あびこたけまる、1962年10月7日 - )は日本の推理作家である。本名は佐藤 哲(さとうあきら)。兵庫県西宮市生まれ。京都大学文学部哲学科中退。大学在学中は京都大学推理小説研究会に所属。綾辻行人の後輩に当たる。.wikilis{font-size:10px;color:# ミステリー館へようこそ【2007/04/02 04:46】
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